旬の魚の試食提案会「するめいか」 ( 2012/12/05 )

今回は、7月20日に実施した「旬の魚の試食提案会」の商材となった、いかについて…。
 
 そもそも、いかの語源・由来は、その形から「いかつい」とする説など、色々な説があり、定かではない。
 
 ただ、漢字については、「烏賊」と書く事から、からす(烏)に関係していることは間違いないと思う。黒い墨を吐き出すことから、黒を意味する、「からす(烏)」の字が当てられたとか、中国では昔から、水面に浮かぶいかを食べようとしたからすを逆にいかが足(腕)を伸ばして巻き付き、からすを捕まえたという言い伝えもあり、からすにとっていかは恐ろしい賊のようだという意味から、「烏賊」になった、との説もある。いずれにしても、面白い漢字の由来ではある。
 
 ちなみに、いかの数え方は、生きている時は、「匹」であるが、水揚げされる(生きていない)と、「杯」に変わり、干すと、「枚」になる。
 
 また、いかと言えば宮城県・東北では、するめいか・やりいかがなじみ深いが、西日本では、するめいか・やりいか意外に、あかいか・あおりいか等が普通に家庭で食べられていて、それぞれの味を楽しんでいる様である。
 
 最後に、いかは今の時期が最盛期。皆さんに一番美味しい旬の味を楽しんで頂くことをおすすめし、終わりたいと思う。