生ニタリクジラの上場イベント開催! ( 2024/08/29 )
8月27日(火曜)、仙台市中央卸売市場にて、生ニタリ鯨の生鮮肉上場記念式典が開催されました。
30年余りも長い航海をしてきた捕鯨船・日新丸が老朽化のために昨年で廃船となり、今年からは73年ぶりに新しく造船された捕鯨母船・関鯨丸が就航しています。
その新捕鯨母船・関鯨丸船団が8月26日に仙台港へ生鮮肉・冷凍肉を積んで入港しました。
特に生鮮肉は関鯨丸にとって初めての上場であり、およそ2.1トンの生ニタリクジラが仙台市場に上場されました。
捕獲から一度も冷凍されていない生鮮肉は、凍結・解凍によるドリップの流出が少ないため、鯨本来の旨みがしっかりと残っています。
この生鮮肉の美味しさを味わうには、生で食べていただくのが一番!
式典では、生クジラ肉のユッケや、尾肉・赤肉の刺身を試食として振る舞いました。
今年は商業捕鯨再開から、5年目の節目でもあります。
関鯨丸を運行する共同船舶株式会社の所社長からも「ぜひ、みなさんにおいしいクジラの生肉を食べていただきたい!」と、力強い挨拶がありました。
セリ落とされたクジラ肉は、県内のスーパーや魚屋さん、飲食店で食べることが出来ます。
クジラ肉は疲労回復効果や認知症予防にも効果あると言われるアミノ酸・バレニンを含むなど、近年では栄養の面からも再注目されています。
この機会に、おいしく栄養満点なクジラ肉を召し上がってください!