年末年始のおもてなし!仙台市長が市場を視察! ( 2023/12/02 )
カレンダーも師走となり、今年も残り1ヶ月を切りましたが、そんな12月1日(金曜)の早朝、年末の繁忙期を迎えるにあたり、郡和子仙台市長が毎年恒例の市場入荷状況視察に来られました。
その視察に合わせ、場内では年末年始に欠かせない魚卵や鮭、本まぐろ、たこ類といった食材の提案も行い、郡市長は売り場内を見回りながら担当者の説明を受け、水産物の年末動向などを熱心に聞かれていました。
今年の魚卵類は、全体的に入荷数量は安定しており、数の子・筋子は前年並みの価格で大きな値上げはありません。いくらは昨年に比べると安くなっていますので、おせち料理やお雑煮などの彩りに活躍しそうです。
塩釜のブランドまぐろ「ひがしもの」(めばちまぐろ)は年内で水揚げが終了予定となっていますので、年末年始のまぐろとしては、青森産の本まぐろがオススメです。天然の本まぐろの中でも、特に津軽海峡の本まぐろは品質が良くなってきています。
また、今年は宮城県産の真だこが多く獲れています。真だこのエサとなるアワビも豊漁なのですが、そのアワビを食べているため真だこも豊漁で、味も良くなっています。価格は平年並みで安定しているので、こちらも刺身商材としてオススメします。
仙台ではお正月に酢だこを食べる習慣があるため、酢だこをみると年末年始が近づいてきたな、と実感できます。
郡市長からは「今年は天候不順だったことも多く、海の状況も変わってきていると聞いていたが、年末年始に欠かせない食材は安定供給できそうだと実感した。中央市場から出ていく魚を、たくさん食べて欲しい」といったコメントを頂きました。
年末年始に向けて、冬の魚は旬の真っ盛りを迎えます。
おいしい魚介類で、暮れの食卓・お正月の食卓を彩ってください。