常磐・三陸産水産物応援キャンペーン開催! ( 2023/10/07 )
9月29日(金曜)の早朝、市場内で「常磐・三陸産水産物応援キャンペーン」が開催されました。
このキャンペーンは震災復興の一環として、8月24日からのALPS処理水海洋放出が始まったことを受け、仙台市中央卸売市場の開設者である仙台市と、仙台市中央卸売市場水産物部運営協議会(水産物部の卸売業者や仲卸組合、売買参加者等の団体で構成された協議体)と、東北水産物卸売市場連合会とが共同し、東日本大震災で被災した福島・宮城・岩手をはじめとした県の水産物の販売促進や漁業関係者の応援のために行われたものです。
東日本大震災から10年以上経った今でも、たびたび起こる風評被害などに苦しめられている方々がおられます。
そこで、改めて「仙台市場に上場される水産品は安全・安心できるものである」という旨をアピールするため、黒潮と親潮が出会う豊かな漁場で獲れた常磐ものや、地元で獲れた三陸産の新鮮な水産物の紹介をしました。
また、積極的な消費を支援するため、そのおいしさを確認してもらうべく、めばちまぐろ(ひがしもの)の寿司、メヒカリの唐揚げといった試食も用意させていただきました。
イベントでは、仙台市長・全国水産物商業協同組合連合会 会長・東北水産物卸売市場連合会 会長の御三方からもご挨拶をいただき、「科学的根拠にも基づいた正しい情報を伝えていく」「仙台市場にとって、常磐・三陸産の水産物はなくてはならないもの。これからも、引き続き安全・安心な水産物を扱っていきたい」「卸・仲卸・小売など、一丸となって常磐・三陸産の水産物を販売していこう」などと、熱のこもった言葉をいただきました。
最後には、仙台市中央卸売市場水産物部運営協議会の会長を務める弊社の吉田社長が音頭をとり、「仙台市中央卸売市場、並びに東北水産物卸売市場連合会は、安心・安全な常磐・宮城県産水産物を応援してまいります!」との気勢を上げました。
これからも安全な水産物を、消費者の皆さんに安心して食べていただけるよう、引き続き集荷に努めてまいります。