仙都魚類株式会社

　2月17日(金曜)の早朝、仙台市場内で鹿児島県産の「極上 三ツ星かんぱち」の販売促進提案会を開催しました！

　水産物は世界的に味わいや栄養面での評価が高まっており、水産物を多用する日本食の世界的な普及とともに需要が増大しています。一方、水産資源には限界があることから、水産資源の適切な管理および利用とともに、養殖業の持続的発展を目指すことが水産物供給を確保する上で特に重要な課題となっています。

　こうした情勢の中、弊社としても魚食文化の発展と養殖魚のアピールには積極的に取り組みたいと考えています。
　その取り組みのひとつとして、この度の「極上 三ツ星かんぱち」の販売促進提案会の開催となりました。

　この「極上 三ツ星かんぱち」の特徴としては、
①天然モノのような爽やかな香りに加え、甘みや旨味が一般的なかんぱち（文科省基準）に比べ数倍から数十倍あります。
②漁場は、天然のプランクトンを運ぶ黒潮が絶えない錦江湾。暖海域を好むかんぱちの養殖に最適な環境で育てています。
③栄養バランスに優れたみずみずしい生餌ベースのエサを使用しており、従来の固形飼料（EP）に比べ3倍の手間をかけています。
　などがあり、そういった味わい深さ等が認められ、国内のミシュラン三ツ星のレストランなどでお取り扱いいただいるかんぱちです。

　今回は東京ドームホテルのシェフをお招きし、試食メニューの提供と調理をして頂きました。
　試食メニューは「グレック」。三ツ星かんぱちと蛤のギリシャ風マリネです。グレックというのがギリシャ風という意味で、ズッキーニ・パプリカ・マッシュルーム等も入った、具沢山のマリネです。そこにソテーしてマリナードに一晩漬けこんだ三ツ星かんぱちをくわえました。
　爽やかな脂のりのかんぱちと爽やかなマリナードが、相性抜群！また、はまぐりも入っているので、春らしさも感じさせてくれます。これからのお雛さまメニューにもぴったりです。

　他に、シンプルに味わっていただくために、刺身もご用意しました。こちらは、産地である鹿児島の甘いお醤油で召し上がっていただきました。

　お立ち寄りくださった皆さんからは、「おいしいかんぱちだ」「こういう食べ方はしたことが無い」「新鮮な食べ方」「甘い醤油が白身にあう」などなど、三ツ星の感想をいただきました！

　また、試食を提供した横ではかんぱち芸人さんによるかんぱち解体ショーも行いました。手際よくかんぱちをおろしながら、テンポよくかんぱちの紹介・解説などをしていただき、場を盛り上げていただきました。

　かんぱちの旬は夏と言われていますが、これからどんどん美味しくなるかんぱちの販売促進と、養殖魚のアピールに、今後も努めていきたいと思います。