年末特集!冬の旬魚や魚卵のご提案! ( 2022/12/15 )
暦も12月に入ると、なんとなく気ぜわしくなってきます。そして、冬の魚たちも旬の本番を迎えます。
そんな12月9日(金曜)の朝、年末の繁忙期を前に、入荷状況の確認などのため、郡仙台市長が毎年恒例の市場視察に来られました。
その視察に即した形で、これからの年末に欠かせない魚卵類、鮭鱒類、そして冬の旬魚を代表する魚の1つである、真鱈の提案を行いました。
今年の年末は、魚卵の中で一番のオススメなのが、筋子です。
筋子については入荷も安定し、価格は例年に比べるとお安くなっています。
北海道産のいくらは、久々に豊漁だったものの、お値段は据え置き。
数の子は、残念ながら輸入物の価格は値上がりしていますが、国産のにしんが豊漁だったので、輸入品よりは国産数の子が今年は狙い目になっています。
真鱈は、寒くなるほど美味しくなると言われる魚です。真鱈の提案は、白子とたらこも併せて行いました。
真鱈も、今年の年末は例年並みに安定した入荷が見込まれています。
真鱈と言えば、クセのない白身魚。どんな料理でも美味しく食べられますが、今の時期は特に鍋料理に欠かせない魚です。ぶつ切りにした真鱈の身と野菜を昆布だしで煮ながら食べる「たらちり」は、全国的にも一番基本的な真鱈の食べ方ではないでしょうか。
また、鱈のフライも定番な真鱈の食べ方。タルタルソースと一緒に食べるのがオススメです。
その他、白子とたらこは「白子の天ぷら」「湯引き白子ポン酢」「たらこの煮物」といったメニュー提案をさせて頂きました。
白子は生クリームのようにトロリとした食感と濃厚な味わいで、人気の食材です。グラタンに入れたり、和洋中と様々に美味しさを楽しめます。
たらこはゴボウと一緒に煮る「たらこごぼう」が、おせち料理として出されることもあります。
「一年を締めくくるにあたって、美味しいもの・新鮮なものをたくさん召し上がって頂きたい」
視察された郡市長も、そう仰っていました。
真鱈を始めとした旬の魚や、魚卵・鮭鱒等と一緒に、今年の年末の食卓を彩ってください。